三井住友銀行の個人向け融資にはどんな商品があるの?

メガバンクといえば個人向け融資よりも、融資金額の大きい法人向け融資に特化している銀行というイメージをお持ちの方は少なくなのでは?

しかし、そのメガバンクの1つである三井住友銀行の場合、個人向けの融資商品も豊富に取り揃えています。

メガバンクの魅力といえば絶大なる信頼感と、低金利を掲げる銀行の中でもさらに低金利が望める点です。

よって、そのメガバンクが充実した個人向け融資商品を提供しているのであれば、是非とも利用したいと考える方は多いことでしょう。

そこで今回は利用者にとって多くのメリットが望めるメガバンクの1つである三井住友銀行にはどのような個人向け融資商品がラインナップされているのか、その商品にはどのようなメリットがあるのかを紹介していくことにしましょう。

 

三井住友銀行の個人向け融資商品はコレ!

三井住友銀行の個人向け融資商品は色々とありますが、メインとして扱っているものとしては下記のものが挙げられます。

・カードローン
・フリーローン
・マイカーローン
・教育ローン

これらはもはや銀行の個人向け融資の主力商品といっても過言ではありませんが、三井住友銀行においても、これら個人向け融資商品は同様に力を入れて販売されています。

この中でも近年特に販売数が増加傾向にあるのがカードローン。

カードローンといえば以前は消費者金融の独壇場でしたが、2015年以降はカードローン市場では消費者金融よりも銀行の方が貸付金額を上回り、今では銀行がその地位を取って代わる存在となっています。

それではカードローンをメインにしながら、これら個人向け融資商品をいくつかピックアップして、その概要を説明していくことにしましょう。

 

三井住友銀行カードローンの特徴から見るメリット・デメリット

それではまず本題のカードローンから説明していきましょう。

三井住友銀行カードローンのスペックは下記のとおりです。

金利 4.0%~14.5%
融資上限額 800万円
口座開設 不要
ATM手数料 原則無料

それではこれらカードローンの利用条件を他社と比較していきながら、メリット・デメリットを検証していくことにします。

 

①金利は?

カードローンを初めて利用する際には、借入金額も影響してきますが基本的には上限金利が適用されることになります。

よって、カードローン金利が高い安いを判断する際に重要となってくるのが、申し込み先の上限金利となってきます。

三井住友銀行カードローンの場合、上限金利は14.5%と銀行カードローンの平均金利とも言われている15.0%を少し下回る設定となっています。

これは上限金利の平均が18.0%である消費者金融と比較すれば充分低いと言えるのですが、低金利がウリの銀行カードローンの中では、低金利を謳えるほどの金利設定とは言えないでしょう。

試しにほかの銀行カードローンの上限金利を見てみましょう。

現在の銀行カードローンの上限金利、上位10社ランキングは下記のとおりです。

1.住信SBIネット銀行/Mr.カードローンプレミアムコース 7.99%
2.りそな銀行/りそなプレミアムカードローン 12.475%
3.ソニー銀行カードローン 13.8%
3.イオン銀行/カードローン 13.8%
5.みずほ銀行カードローン 14.0%
6.三井住友銀行カードローン 14.5%
6.楽天銀行/スーパーローン 14.5%
8.三菱東京UFJ銀行/バンクイック 14.6%
9.じぶん銀行カードローン 17.5%
10.オリックス銀行カードローン 17.8%

位置的にはちょうど真ん中の5位となっていますが、低金利を追求する方にとっては物足りなさを感じるかもしれません。

しかし、適用金利の低さは、そのまま審査の厳しさを物語っています。

例えば1位の住信SBIネット銀行は利率こそ低いものの、その利率が適用される人などいないのではと言われるくらいに審査は厳しいものになっています。年収300万や400万では利率が高めのスタンダードコースに割り振られるのがオチだといわれています。

低金利のカードローンであるほど審査は厳しくなり、審査通過率も低くなってきます。

となれば審査も厳しすぎず、消費者金融よりはるかに低金利で利用できる三井住友銀行カードローンは申し込みしやすく、使い勝手のいいカードローンと言えるでしょう。

 

②融資上限額は?

三井住友銀行カードローンの融資上限額は800万円です。

消費者金融の場合、最大でも500万円となっているので、これに比べればかなり高めの設定だと言えます。

しかし、銀行の場合は消費者金融と違い高額設定を行っているところが多く、下記のように1,000万円を超えるとことも少なくありません。

ジャパンネット銀行ネットキャッシング 1,000万円
住信SBIネット銀行/Mr.カードローンプレミアムコース 1,200万円
荘内銀行カードローン1000 1,000万円
東京スター銀行/スターカードローン 1,000万円
清水銀行しみずピアカードローン 1,000万円
大垣共立銀行カードローン/ザ・マキシマム 1,000万円
トマト銀行カードローンQ-Li 1,000万円
高知銀行セレクトローンZEYO 1,000万円
鹿児島銀行カードローンS 1,000万円

1,000万円という高額融資をメガバンクでなく、地方銀行の方が多く取り扱っているのには驚きですが、カードローンにおいてこの融資限度額の高さはさほど重要なスペックではないのが実情でしょう。

昨今、銀行カードローンに対して「貸し過ぎでは?」との世間の批判が高まってきており、銀行側もメガバンクを中心に限度額の引き下げを検討しています。

実際、みずほ銀行は限度額を1000万円から800万円に引き下げました。

よって融資上限額が800万円だからといって、それが実際にデメリットとなることはほとんどありません。

初回申し込み時から融資限度額いっぱいに設定されることはありませんし、個人がカードローンで1,000万円もの借り入れをすること自体ナンセンスです。

よって三井住友銀行カードローンの800万円という融資上限額も実際に利用する方は極小数に限られてくるので、一般的には十分すぎる設定額だと言えます。

 

③口座開設不要

銀行カードローンの場合、自行の口座開設を申し込み条件としているところが多いのですが、三井住友銀行カードローンの場合は口座開設は不要です。

よって、三井住友銀行の口座を持っていない方でも気軽に申し込みできるでしょう。

しかし、利用後に三井住友銀行の口座を持っていない場合には、利用できるサービスが限定されるというデメリットが生じます。

口座がない場合、下記のサービスを利用することはできません。

・インターネットバンキング
・口座引落での返済
・ホームページ上での利用状況確認
・残高不足時の自動借入サービス

口座開設は必要ありませんが三井住友銀行カードローンのサービスをフルに利用するためにも、できるならば三井住友銀行の口座を開設することをおススメします。

 

④ATM手数料は?

自社ATMは別ですが、提携ATMの利用時には108円~216円の手数料が掛かるカードローンは珍しくありません。

ネットバンキングや振込キャッシングを利用する方も増えてきましたが、ATMの利便性は欠くことのできない存在として根強い利用率を誇るため、借り入れ、返済とフルに利用する方にとって長い目で見るとバカにならない額になってしまいます。

その点、三井住友銀行の場合は原則、提携ATMの手数料は無料となっているのでその心配はいりません。

三井住友銀行の提携ATMは下記のとおりです。

E-netのATM ファミリーマート、ミニストップ、サークルKサンクス、スリーエフなど
ローソンATM ローソン
セブン銀行ATM セブンイレブン、イトーヨーカドー、デニーズなど
ゆうちょATM 郵便局など

この他にもBANCS提携金融機関や地方銀行、信用金庫、信用組合の金融機関ATMの利用ができるため、ATMがなくて利用できなかったというケースには絶対遭遇しないでしょう。

これはATM手数料無料とともに三井住友銀行カードローンの大きなメリットと言えますね。

 

三井住友銀行フリーローンの特徴から見るメリット・デメリット

カードローンと並んで近年、利用者が増加しているのがフリーローンです。

基本的にフリーローンは資金使途が限定されているマイカーローンや住宅ローンなどの目的別ローンと違い、事業性や投機性のあるものを除けば資金使途が自由なため、カードローンのようにさまざまな資金使途に利用できます。

そして、手軽に申し込みできる点もカードローンと類似しているため、中にはカードローンとフリーローンを混同している方もいるようですが、この2つは全く違う金融商品です。

この2つで最も違ってくる点は追加融資が受けられるかどうかという点。

カードローンは融資限度額内であれば何度も借り入れと返済を繰り返せますが、フリーローンは借り入れした後はひたすら返済するだけで、追加融資が必要な場合は再度申し込みをする必要があります。

しかし、カードローンよりも断然低い金利で借り入れできるため、まとまったお金が必要な場合にはカードローンよりもメリットの高い金融商品となってきます。

三井住友銀行フリーローンには無担保型と有担保型の2つがあり、下記のようにスペックが異なります。

無担保型 有担保型
金利 5.98% 2.78%
融資可能額 10万円~300万円以内 50万円~1億円以内
返済期間 1年~10年以内 1年~30年以内
保証会社 SMBCコンシューマーファイナンス SMBC信用保証

有担保型は金利も低く、融資可能額も1億円とズバ抜けていますが、通常申し込むとなれば金利と融資可能額の設定は劣りますが無担保型となってくるでしょう。

そこで今回は一般ユーザ利用の多い無担保型に焦点を当てて、三井住友銀行フリーローンの特徴を見ていきながら、そのメリット・デメリットを検証していきましょう。

 

①金利は?

三井住友銀行フリーローンの金利は借入金額に関係なく一律5.98%ですが、ほかのメガバンクのフリーローンと比較しても大差はありません。

三菱東京UFJ銀行/多目的ローン 5.475%
みずほ銀行/多目的ローン 5.875%(固定金利6.850%)
りそな銀行フリーローン 6.5%~14.0%(審査によって決定)

よって金利はまずまずといった評価といったところです。

また三井住友銀行の住宅ローンを利用していれば、さらにマイナス3%の優遇措置が受けられます。

この優遇措置がなくてもカードローン金利と比べれば雲泥の差ですから、使用目的が決まっている借入時にはおススメの商品と言えるでしょう。

ですが変動金利であるため、返済中の金利上昇は気になるところです。

毎年4月と10月に金利見直しが入り、変更があった場合は6月と12月の返済日翌日から新利率が適用となります。

しかし、近年の状況に鑑みれば金利上昇の気配は見られないことから、変動金利は現時点ではデメリットとなることはないと予測できます。

となれば三井住友銀行フリーローンは、金利面に関しては満足できる金融商品と言えるでしょう。

 

②融資可能額

消費者金融をはじめとするノンバンクが販売しているフリーローンの一般的な融資可能額は500万円~800万円、多いところでは1,000万円というところさえあります。

よって、三井住友銀行フリーローンの融資可能額300万円は少々物足りなさを感じますが、先ほど金利条件で比較したメガバンク3行も同じ300万円の設定です。

よって、銀行の扱うフリーローンとしては決して低い金額ではないと言えるでしょう。

また融資可能額は高ければいいというものではありません。

300万円の借入希望をしたからといって、必ずその金額が融資実行されるわけではないからです。

しかも、原則、三井住友銀行フリーローンの貸付限度額は、借入希望額と他社借入総額の総額が前年度の税込年収50%以内です。

銀行は貸金業者が遵守している総量規制のような貸付額を規制した法律はありませんが、返済不能に陥るような過度の貸付は絶対にしません

よって、三井住友銀行でも貸付可能なボーダーラインがきちんと決められているのです。

融資可能額の上限金額300万円を借り入れるためには、最低でも年収600万円が必要となってきます。

2015年6月に国税庁が公表した日本人の平均年収が414万円ですから、これを考慮すれば上限金額300万円という金額は一般の方にとっては十分な設定金額と言えるでしょう。

 

③返済期間

最長返済期間は7年と先ほどのメガバンク3行と比べると三菱東京UFJ銀行の10年には劣りますが、ほかの2行とは同条件となっています。

返済期間に関しては可もなく、不可もなくといったところです。

 

④保証会社の審査通過が必須

三井住友銀行フリーローンを利用するには、保証会社をつけることが条件の1つとなっています。

保証会社は利用者が返済不能となった際に、残りの債務の代位弁済することを保証する会社ですから、無担保型と銘打っていても銀行はしっかりと保証会社による保証を受けているというわけです。

よって、借り入れするには保証会社であるSMBCコンシューマーファイナンス株式会社の審査通過が必須となってきます。

SMBCコンシューマーフィナンス株式会社とは消費者金融会社であり、その前身は旧プロミスです。

過去や直近にプロミスに申し込んで審査NGとなっている方は注意が必要ですね。

 

三井住友銀行マイカーローンの特徴から見るメリット・デメリット

三井住友銀行マイカーローンは車両購入だけでなく、下記のように幅広く車関連の資金使途認められています。

・修理費用
・車検代金
・運転免許書取得代金
・家族名義の車両購入費用

そして、そのマイカーローンのスペックは下記のとおりです。

金利 4.475%(変動金利)
融資上限額 300万円
返済期間 最長10年
保証会社 SMBCコンシューマーファイナンス株式会社

三井住友銀行マイカーローンの1番のメリットは同行の住宅ローンを利用していれば、さらにマイナス1.5%の金利優遇が受けられる点です。

今ならば実質2.975%の金利で借入可能ですから、住宅ローン利用者にとっては大きなメリットとなってくるでしょう。

また一般的にマイカーローンの融資可能額は年収によって、下記の上限がひとつの目安と言われています。

・年収500万円 35%~40%
・年収400万円 30%~35%
・年収300万円 25%

しかし、三井住友銀行の場合、他社借入総額との合計額の50%が上限となっています。

一般的目安より高く設定されているので、希望の車両購入はしやすくなってくるでしょう。

よって金利面と融資可能額の2点をみれば、メリットの高いマイカーローンと言えます、

しかし、ディーラーローンと比べると提出書類が多く、審査も厳しいというデメリットがあるので、この点は忘れず覚えておくようにしましょう。

 

三井住友銀行教育ローンの特徴から見るメリット・デメリット

三井住友銀行教育ローンは無担保型と有担保型の2つがあります。

有担保型が用意されているのは教育ローンでは珍しいのですが、有担保型であれば最大3,000万円を最長30年の返済で借り入れすることが可能です。

高額な教育費が必要な方にとっては願ってもない教育ローンと言えるでしょう。

また、30年という長期返済のため、返済方法に親子リレーという手段が設けられているのも特記すべき点です。

これに対して無担保型は金利2.475%で最大300万円を最長10年の返済で借り入れすることが可能です。

無担保型では同行で住宅ローンを利用している場合、マイナス0.50%の金利優遇が受けられるので実質1.975%で借入可能になってきます。

低金利で定評のある国の提供する教育ローン金利が1.90%ですから、その金利とほぼ同じ条件で借入することができるのは大きな魅力と言えるでしょう。

しかし、申し込みには下記条件が必要となってくるので、この点は不自由に感じる方もいるかもしれません。

・有担保型申込時には自宅を担保にする必要がある
・来店契約しなければならない
・前年度年収200万円以上

この点は忘れずよく把握しておくようにしてください。

 

 

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